家庭学習の指針

 授業をきちんと聞き、宿題をしっかりとやれば、どの学校にでも受かります。

 まずは、授業をきちんと聞けるように指導します。小学生の自宅学習には限界があります。授業の理解度こそ成績に直結していると言っても過言ではありません。ノートをとるのは必要最低限のことだけでかまいません。授業を聞いて、学習内容を理解することの方が大切です。

 また、宿題を期限通りに提出できるように指導します。宿題の量は大手塾と変わりませんが、チェックを厳しめに行っています。宿題の目的は最低限の勉強量の確保にあります。宿題を期限通りに提出することをまずは優先させます。なお、宿題にかかる時間は、個人差が大きく、成績との対応が明らかではありませんので、あまり気にする必要はありません。

 家庭学習のできない生徒は教室で宿題に取り組ませます。

 宿題は授業の復習が中心です。授業内演習を効果的なものにするため、教材の問題部分の予習は行わないで下さい。国語の文章もあらかじめ読まないで下さい。解説部分の予習は行ってもかまいません。

 なお、質問は教室で行うか、ラインで送って下さい。その際、教材名・ページ数・問題番号等を明示して下さい。

 読書・マンガ・動画・ニュース・旅行・買い物・料理などで知識を身に付けさせることをお勧めします。苦痛な家庭学習を長時間させるよりも、よほど勉強になります。

宿題のルール

算数

① 問題を解いて下さい。5分ほど考えて、何も思い浮かばない場合は、次の問題に進んで下さい。

② ○つけをし、解けなかった問題の解答・解説を読んで下さい。

③ 解けなかった問題を解答・解説を見ずに解き直して下さい。

④ それでも解けない場合は、②→③を繰り返して下さい。

※ 算数は、計算教材以外は、ノートを用意し、ノートに問題を解いて下さい。途中の計算などもノート上で行い、消さないで下さい。また、ページ上方に「(教材名) 第○回 ◯◯問題」といったタイトルを付けるようにして下さい。

※ テキストの応用問題やテストの最後の方の問題にまったく歯がたたない場合は、それらに手を出す必要はありません。まずは基本的な問題に集中して取り組んで下さい。理科も同様です。

国語

① 授業で解説を受けた読解問題の解き直しは不要です。テストなど、授業で解説を受けなかった読解問題は、解けなかった問題の解説を読んで下さい。

② 漢字は書けるようになるまでノートに何度も書いて下さい。問題形式になっているものは、問題を解いた後、書けなかった漢字を書けるようになるまで何度も書いて下さい。週テストで8割以上正解しなかった場合、その週の漢字の宿題をすべてやり直してもらいます。

③ ことばは、問題を解いて、×のものの正解を確認して下さい。

理科・社会

① 演習問題集の穴埋め部分に赤色で答えを書き込み、家庭で、チェックシートを使って、暗記を行って下さい。

② テキストの問題やテストは、○つけの後、解答・解説を読んで下さい。

※ 国語・理科・社会は所定の解答用紙を使用して下さい。ノートは漢字用のみ用意して下さい。

※ 以上は最低限の宿題です。苦手教科や苦手分野はテスト前の準備も必要です。